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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「べっぴんさん」(2016年NHK朝ドラ) ー 6

私の中では、視聴前に読んでいた物語の”あらすじ”通り、林遣都演じる河合二郎が、東京でドラマ―になる夢を捨てて五月との幸せな家庭を築くべく、ジャズ喫茶を継ぐ―。で昇華し、一段落ついたところだったが・・。

何気にメインの登場人物たちの物語の展開場所としてジャズ喫茶「ヨ―ソロー」が使われ、正直たけちゃんのお見合いなんてジャズ喫茶はおかしいやろ?と突っ込みたくなるのに会場となり、背景のカウンターに喫茶店のマスターよろしく二郎(=遣都)がいる。その後も何かにつけ「ヨ―ソロー」が場所となり、”自分は空気だから”といいながら人の話をそっと聞いていて、状況に合わせて酒をごちそうしたり、サイダーをごちそうしたり、なんだか気のいいマスターを演っている遣都。話の中では二十歳そこそこのはずなんだけど妙に熟している・・・思わずフフってなっちゃいます。

もはやヨメの五月ちゃん(=久保田紗友)は育児に忙しいらしく表舞台には出てこずもっぱら二郎(=遣都)のみ。なんじゃ?この使われ方は。小林薫やないんよ!と言いたいわ。(「火花」で徳永(=林遣都)がよくネタを書いていた喫茶店のマスターでした。)

 

ちなみに「ヨ―ソロー」は航海用語で「直進」「そのままでOK」という意味らしい。当時のジャズ喫茶の名前らしくて洒落ている。「宜候(よろしくそうろう)」からきていて、幕末海軍の名残とも足利時代から使われているとも書かれていたりします。一つ賢くなりました。