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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「明烏」(2015年)

よくできた話だ!と思ったら、古典落語の演目『芝浜』が物語のベースらしい。最後のオチの台詞がまさに落語!監督の福田雄一が劇団ブラボーカンパニーで上演した戯曲を自身が映画化。明烏は、明け方まで働いて帰るホストたちを烏に見立て、古典落語の演目『明烏』から採っているとのこと。(以上明烏 (映画) - Wikipediaより。)

 

場末のホストクラブの事務所を舞台に繰り広げられる一夜のお話。借金取りに追われるホストをアフロヘアの菅田将暉が瞬発力を持って熱演。コメディならではの繰り返し!しかも体をやたら使って密室にも関わらず運動量が半端なさそう。ムロツヨシは言わずもながだけど、城田優までカッコ良さとは無縁の変なホストで登場。さらに佐藤次郎が「北の国から」が好き過ぎて田中邦衛の物マネで登場してくるに至っては、よくまあ笑わずにできるなーと役者魂を試される可笑しさ。(どの作品でも佐藤次郎がヤッチャっている時は、周囲の役者さんに感心しちゃうんだけど)

菅田将暉、撮影時たぶん21歳。アフロヘアで登場して、いつかヅラをとるのかと思いきや、最後までアフロのままだったよ。いい芝居してんなー。(でもこの作品の菅田将暉を見てイケメンと思う人はいないと思う。)

 

Wikipediaを調べる前は、観終わったあと「キサラギ」(2007年)を思い出しました。密室の中での会話を中心としたコメディで、イケメン俳優としてもてはやされる前の小栗旬小出恵介が出演、そしてここでも塚地武雄(ドランクドラゴン)や香川照之が捧腹絶倒に可笑しかった。

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