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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ストロベリーナイト」(2010年)土曜プレミアムドラマ:林遣都、”闇王子”の片鱗がここに!

「ストロベリーナイト」、竹内結子と聞けば、ヤクザ役の大沢たかおとのラブシーンがあったハードボイルドな映画を思い出すが、こちらは連続ドラマを放送する前に放送された2時間スペシャル版、「ストロベリーナイト」の意味する殺人ゲームの黒幕を姫川班が追い詰めていく。

 

このシリーズを初めて見たのだけど、林遣都が出演したお陰で、最初のパイロット版を偶然見ることになった。姫川玲子は竹内結子の当たり役だ。白シャツ&スーツの両袖をまくり上げ、長いストレートヘアをかき上げる仕草がハマっている。警察という男組織の中で女性警部補の姫川をサポートする面々に西島秀俊、桐谷健太、宇梶剛士たちの熱血感のある紳士ぶりもいい。西島秀俊がまだ若くて超カッコいい!

姫川を敵視する、元公安の武田鉄矢の悪ブリが見られたのも儲けもん。同じ刑事なのに、コイツ敵か?と思わせるほど姫川たちの邪魔をする。最後まで悪い武田鉄矢でいてほしかったのに、ラストで怪我をした姫川を見舞った時、金八先生になっちゃったのが残念でならない。そう思わせたのは台詞のせいだと思うけど。

 

林遣都は、撮影時たぶん19才だと思う。東大卒で父親も警察組織上層部のキャリア組。現場を知るため希望して所轄に配属され、連続殺人事件を桐谷健太と組んで追う。最後のシーンで本性を出すまでは真面目で正義感の強い、かつひ弱なイメージが払拭できない若造という役どころ。違和感なくぴったり。しいて言うといくらキャリアだからと言っても、もう少し警察官としての体を作ってもよかったんじゃないかと思った。だって、周りの桐谷や西島、宇梶ときたらムクツケキ漢って感じだもん。

薄っぺらい若者をやらせたらナンバー1の菅田将暉を思い出した。今回の林遣都の場合はただの薄っぺらいじゃなくて、闇や歪な自己愛や狂気がその奥にある。その伏線が全く描かれなかったこと、(つまり最後のシーンで林遣都の台詞と演技だけでそれを表現しなければならなかった!)姫川警部補の”感”が良すぎて、頭の良くない視聴者の私はついていくのが大変だったこと、その2つがちょっと腑に落ちない点だけど、ダークミステリーが好きな人はいいんじゃないかな。 

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