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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「セトウツミ」(2016年)

最近テレビ東京のドラマでもありましたが、私が見るのは映画版。

また今日も録画してあるのをチラ見してしまいました。数話(6話だったと思う)から成るので、テレビの前に座ったものの、バラエティ番組とか見たくない時に、1、2話見てはクスッと笑って、さあ次のことしよう!という気になれるのが好き。

何を隠そう、菅田将暉目当てでこの作品を観て、池松壮亮という俳優を追いかけることになった作品です。

 

ただ関西弁の男子高校生2人が、放課後川辺に座ってだらだらとしゃべるだけの映画なのですが・・・。とにかくアホでやんちゃな今時の高校生の瀬戸=菅田将暉と、頭が良くてどこか冷めきっている内海=池松壮亮が、あまりにはまっていて、彼らの演技の上手さが際立つのです。華々しく宣伝された作品ではなかったと思いますが、原作漫画も含めファンは多いはず。あの随所で流れるタンゴの曲もバッチリで、見た後しばらく頭を回ります。

だらだらとオチもない日常会話の中で、不良だと思っていた先輩とその父親のやりとりを目撃してシンミョーになったり、瀬戸が片思いしている女の子が内海を好きなクダリでは、高校生の女の子のなんともモヤモヤした思いがあったりと、一応映画らしいところはあります。(失礼。ちゃんとした映画です。)

 

力を入れて、さあ映画を観るぞ!って気分じゃないときにお薦めです。(じゃあ映画観ないか。。)ちなみにロケ地は大阪府堺市および大阪府立泉陽高校ですって。

 (此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013Ⓒ2016映画「セトウツミ」製作委員会)

 

セトウツミ